こちらのページでは、真空ガラス「スペーシア」の交換りフォーム工事についてご説明させて戴きます。
ペアガラスをお考えのお客様から多くのお問い合わせを戴きますが、現在は、ほぼ100%に近い割合で、ペアガラスよりも断熱・結露軽減効果の高い、真空ガラス「スペーシア」への交換リフォームをさせて戴いております。
それだけペアガラスよりも真空ガラス「スペーシア」の方が寒さ対策、結露対策に強いということを知って戴ければ幸いでございます。
また、お陰さまで、2015年東京エリア販売実績で第3位(銅賞)を戴きました。
多くのお客様に信用して戴き、工事のご依頼を戴きました大変光栄な経験でございます。
ありがとうございました。
それでは、真空ガラス「スペーシア」のご説明をさせて戴きます。
窓の結露防止対策リフォーム工事としてのガラスとして大変ご好評を戴いております、エコガラスの真空ガラス「スペーシア」への交換。
真空ガラス「スペーシア」は、右の構図をご参照戴ければ理解しやすいかと思いますが、一般のガラスと特殊金属膜を貼ったLow-Eガラスと呼ばれるガラスの間に、ペアガラスのような空気層ではなく、真空層が存在します。その厚さはなんと約0.2mm!この真空ガラス「スペーシア」の真空層が画期的な噂たるゆえんです。熱の伝わり方には、「伝導」「対流」「放射」の形態があります。この真空層の真空状態の中では、この「伝導」「対流」を防ぎ、特殊金属膜を貼ったLow-Eで抑えています。
真空層0.2mmを保つには、そのままではガラスとガラスがくっついてしまいます。従いまして、ガラスとガラスの間には、マイクロスペーサーと呼ばれる約0.5mm径の金属の点のようなものが規則的に並んでいます。また、真空状態を作る過程で必要な穴を塞ぐ保護キャップというものが、真空ガラス「スペーシア」のガラスの右上に必ず1個はつきます。一見、ガラスは透明であるという常識的な見方をしていた我々からしますと、お客様にとってこの2つはかなり目障りなのでは?と当初は心配しておりましたが、その必要は全くございません。気になるというお客様は殆どいらしゃいません。そんなことよりも、はじめの窓交換工事でこの真空ガラス「スペーシア」の良さを実感して戴き、追加でご注文を戴ける程の優れたガラスです。
また、この真空ガラス「スペーシア」の不透明ガラスは、一般のご家庭でご使用になられているざらざらした模様のガラスではなく、乳白色の加工(サンドブラスト加工)を施したもので、光をやわらかく室内へ取り入れますので、お客様にも大好評です(右写真)。
そして、この真空ガラスは、お客様にとっても、ガラス店にとりましても大変便利で感心できる点は、透明ガラス3mm+真空層+Low-Eガラス3mmを使用した場合、厚みが6.2mmですので、現在お客様が現在ご使用の既存のサッシにそのまま取り付けが出来るというところです。
9mmガラス溝開口の住宅サッシやビル用サッシにも対応出来るということで、通常のガラスのように取り付けが可能です。
また、防火用として使用される網入りガラスからの入替にも対応するために、網入りの真空ガラス「スペーシア」もご用意しております。
ただ、ここで気をつけなければいけないのが、網入りガラスは「熱割れ」しやすいガラスであるという点を考慮しなければならないということです。網入りの真空ガラス「スペーシア」を採用する際には、必ず熱割れ計算をする必要がございます。
それで万一熱割れの可能性がある場合には、使用を控えて戴く事も止むを得ません。その点をどうかご理解戴ければと思います。
真空ガラス「スペーシア」は、経済産業省が主催する資源やエネルギーをテーマにしたもので、省エネに優れていると認められたものが選ばれる1年に1度の賞で、第9回省エネ大賞を受賞しています。
真空ガラス「スペーシア」は、ガラスとガラスの間にに真空層を作った世界初の技術と省エネ効果を認められ高い評価を受けました。
真空ガラス「スペーシア」は、ガラスとガラスの間が真空層となっております。
内外から1気圧同士の圧力が書かておりますので、ただの2枚のガラスですとたった0.2mmの真空層はくっついてしまいます。
それを防止するために、柱の役割となるスペーサーが約20mm間隔程度に配置されております。
そのスペーサーが異常に不規則に並んでいたり、全て落下しますと真空出ない証拠となりますので、その場合、施工後10年以内でしたら無償で交換させて戴きます。
このガラスはシドニー大学と日本板硝子との協力から生まれました。
シドニー大学と日本板硝子は1994年から共同で、真空ガラス「スペーシア」の開発をはじめ、現在の輝かしい省エネ大賞の受賞へとこぎつけました。
真空ガラス「スペーシア」は誰もが取り扱うことが出来るというものではございません。日本板硝子の講習を受け認定証を受けたお店だけが取り扱えるガラスとなります。
弊社は、平成15年4月23日に認定を受けて依頼大変多くのお客様からのご依頼を戴いております。
スペーシアは、シリーズの中でも、最もポピュラーな定番商品です。
冬になるとガラスが結露でびしょびしょになるのは、外の寒さによってガラス面が冷やされるために発生する現象です。そんなびしょびしょはもう懲り懲りという方にお勧めするのが、この真空ガラス「スペーシア」への交換リフォームです。
ちなみに、以前の真空ガラス「スペーシアST」と「スペーシア」との違いは、結露する温度が、スペーシアSTが「-21℃」に対し、スペーシアは「-23℃」と断熱効果がアップしたことです。
断熱性能は、一般ガラスと特殊金属膜を貼ったガラス(Low-Eガラス)と間に0.2mm真空層を設け、最小で6.2mmという薄さで、12mm以上の厚みのペアガラスよりも約2倍、一般1枚ガラスの約4倍の効果を発揮する大変優れたガラスです。
この真空ガラスは、下表でもお分かりのように、真空層の働きで、外部の寒さを室内へ伝えにくい構造であるために、他のガラス製品とは比較にならないほどの性能を持っており、結露を軽減(防止)します。
室内湿度 | 品種 | 結露発生外気温 |
---|---|---|
60% | 一般ガラス | 8℃ |
ペアガラス | -1℃ | |
スペーシア | -23℃ | |
70% | 一般ガラス | 12℃ |
ペアガラス | 5℃ | |
スペーシア | -10℃ | |
80% | 一般ガラス | 15℃ |
ペアガラス | 11℃ | |
スペーシア | 2℃ |
(条件:室温20℃、室内自然対流、戸外風速3.5m/s)※気温には誤差があります
ただし、決して結露を完全に防止するという魔法のようなガラスではございません。
いくら真空ガラスといえども、お住まいの環境、お住まいの人数、部屋、躯体の構造などにより、結露が発生してしまうこともございます。
あくまで軽減するということでお考え頂ければと思います。
真空ガラス「スペーシア」なら、一枚ガラスに比べ、年間約21,000円もお得です。(東京の場合)
また、省エネルギーはCO2の削減による地球温暖化の防止に貢献します。
都市 | ガラスの種類 | 年間暖冷房負荷(MJ/年) | 年間暖冷房負荷金額(¥/年) |
---|---|---|---|
東京 | 一枚ガラス3ミリ | 36,382 | \60,824 |
一般複層ガラス12ミリ | 27,632 | \47,984 | |
スペーシア6mm | 22,024 | \39,672 |
スペーシアクールは、従来のスペーシアをより高断熱にした上に、夏場の「遮熱性」をアップさせた高遮熱・高断熱真空ガラスです。
以前販売されていた「スペーシアES」という夏場用のスペーシアの復活と言っていいでしょう。
ただ、1点注意点ですが、不透明ガラスに関しましては、高さの制限がございまして、1800mmまでの製作となります。
スペーシアクールの断熱性能は、一般ガラスと特殊金属膜を貼ったガラス(Low-Eガラス)と間に0.2mm真空層を設け、最小で6.2mmという薄さで、12mm以上の厚みのペアガラスよりも約2倍、一般1枚ガラスの約4倍の効果を発揮する大変優れたガラスです。
この真空ガラス「スペーシアクール」は、真空層の働きで、外部の寒さを室内へ伝えにくい構造であるために、他のガラス製品とは比較にならないほどの性能を持っており、結露を軽減(防止)します。
ただし、スタンダードなスペーシアと同じで決して結露を完全に防止するということではございません。
あくまで軽減するということでお考え頂ければと思います。
真空ガラス「スペーシアクール」なら、一枚ガラスに比べ、年間約25,900円もお得です。(東京の場合)
また、省エネルギーはCO2の削減による地球温暖化の防止に貢献します。
都市 | ガラスの種類 | 年間暖冷房負荷(MJ/年) | 年間暖冷房負荷金額(¥/年) |
---|---|---|---|
東京 | 一枚ガラス3ミリ | 36,382 | \60,824 |
一般複層ガラス12ミリ | 27,632 | \47,984 | |
スペーシアクール6mm | 22,024 | \34,900 |
結露の解消もしたいし、それでいて、防音対策も考えたい。そんなわがままにお応えして、この真空ガラス「スペーシア」と防音合わせガラス「ソノグラス」が合体したスペーシア静が誕生しました。
防音合わせガラス「ソノグラス」は弊社でもしばしば使用しております二重サッシ(二重窓・防音窓)に組み込んで騒音でお悩みのお客様の窓に施工させて戴いております。
ただし、騒音でお悩みの場合は、この真空ガラス+防音ガラス「スペーシア静」自体を既存のサッシに交換したとしましても、既存のサッシの隙間より音の漏れがあることが多いので、防音対策にはならないことがございます。
種類は、通常の真空ガラス「スペーシア」と同様、スペーシア静とスペーシアクール静の2種類となります。
このスペーシア静には、木造アルミサッシ用の専用アタッチメントの仕様がございません。
それでは、実際にこれらのペアガラスはどのように取り付けて行くのかというとこですが、取り付け方法は3通りです。
まずは、既存サッシへ特に真空ガラス「スペーシア守」や網入りスペーシアを取り付けるには、木造用既存サッシ取り付け用の専用のアタッチメントを取り付けたペアガラスを使用します。
真空ガラス「スペーシア」は、一般の板ガラス用のサッシにでも取り付けられるための専用のアタッチメントを取り付けてあるのでお客様が現在ご使用の既存のサッシにでも取り付けることが出来ます。
このガラスは、お客様にとっても、ガラス店にとりましても大変便利で感心できる点は、透明ガラス3mm+真空層+Low-Eガラス3mmを使用した場合、厚みが6.2mmですので、現在お客様が現在ご使用の既存のサッシにそのまま取り付けが出来るというところです。9mmガラス溝開口の住宅サッシやビル用サッシにも対応出来るということで、通常のガラスのように取り付けが可能です。
リフォーム時に使用するガラス周りの硬質のゴム(グレージングチャンネル:左の図の○の部分)は真空ガラス「スペーシア」専用に作られたもので、カラーも、ブロンズ、ブラック、ホワイト、シルバー色の中から選べますので、サッシとの違和感は全くございません。
3通り目は、サッシの間に生じる隙間にシーリング材(コーキング材ともいいます)という固まるとゴムのようになるペアガラスとサッシを接着させる材料です。
ここで気をつけなければならないのは、古いサッシの場合に、水抜きの穴があるかどうかを確認することです。真空ガラス「スペーシア」に水は天敵。すぐに排水できる穴が必要となります。もし無い場合は、穴あけしてから施工するように心掛けておりますのでご安心下さいませ。
ペアガラスについてよく聞かれることがございます。もしくは、ペアガラスと真空ガラス「スペーシア」を混同されている方もきっといることでしょう。
そんな時はこの当サイトを十分にくまなく見ていただき、研究材料として下さい。
弊社の、実際の交換リフォームで圧倒的に多いのが、真空ガラス「スペーシア」です。真空ガラス「スペーシア」とは、ガラスとガラスの間に0.2mmという真空層を設けることにより、高断熱機能を持たせたガラスです。
このペアガラスと真空ガラス「スペーシア」で大きく異なる点は、断熱性能、結露軽減(結露防止)という点で断然真空ガラス「スペーシア」の方が良いということ意外に、施工面によることが大きいのです。
ペアガラスは、専用アタッチメント付きペアガラスでも最低12mmの厚みが必要ですが、真空ガラス「スペーシア」は、6.2mm(透明ガラス3mm+真空層0.2mm+Low-Eガラス3mmの場合)という薄さで、高い断熱性能を発揮する大変優れたガラスです。
また専用のアタッチメントなどは必要とせず、9mmガラス溝幅の開口という昔の木造用住宅サッシにも対応できますので、非常に便利で、性能をより引き出すことが出来ます。
ペアガラスの専用アタッチは、実はアルミ製でして、この部分も結露が発生してしまうことがあります。
また、外側へ飛び出す関係上、網戸にも干渉したり、クレセントがかかりにくくなることもタタあるので、ペアガラスを既存サッシへ取り付ける場合は、何かしらの支障がございました。
そして、ペアガラスと真空ガラス「スペーシア」との最大の決定的な違いは、先程も申し上げましたように、断熱・結露軽減(結露防止)の効果が全く異なります。
ペアガラスの場合は、結露は軽減出来ますが、発生してしまうことが多い反面、真空ガラス「スペーシア」は、結露の悩みを殆ど解消出来ることが多いということです。
ただし、100%結露防止できるかといいますと、それは出来ません。実際に施工をさせて頂いたお客様でも結露が発生してしまったという方はいらっしゃいます。
しかしながら、ペアガラスに替えるというお客様でも私は、真空ガラス「スペーシア」をお勧め致します。
それは、完全ではないながらも、弊社のこれまでの実績をご覧戴ければお分かりのように多数のお客様よりご依頼を頂戴し、また、多くのお客様より追加でのご注文を戴いております。
是非、ペアガラスをお考えのお客様は、真空ガラス「スペーシア」をご検討下さいませ。
「二重ガラス、ペアガラス、真空ガラスって何が違うの?」
「真空ガラスとペアガラスのメリットがいまいちわからないけど?」
「うちの窓ガラスは交換できるの?」
など、どんなことでも結構でございます。
恥ずかしことではございません。
是非お問い合わせ戴ければ解決出来るかと思います。
お問合せからサービス提供開始までの流れをご説明いたします。
まずは、メール、お電話、FAXにてお問い合わせ下さいませ。
まずは、メール、お電話、FAXでご相談内容をご説明下さいませ。
平日はお仕事で忙しいという方のために、土曜日もご相談を受け付けております。
お客さまとの対話を重視しています。
とりあえず概算見積りというお客様は、現在の窓状況や大体の大きさをお聞きし、メールやFAXにてご返答させて戴きます。
何をしてよいかわからないというお客さまには、お伺いさせて戴き、お話にじっくりと耳を傾け、時間をかけて丁寧にヒアリングし、入念な現地調査をいたします。
弊社の経験を活かしたご提案をさせて戴きます。
ヒアリングを元に、お客様のご自宅、ご予算に合ったご提案をさせて戴きます。一つでもご不明点がございましたら、お気軽にお申し付けください。
工事日に関しましては、製品発注後、納期が確認出来てから決定させて戴きます。
正式見積の内容でよろしければ、ご契約となります。
それから、製品の製作になります。
メーカーからの納期がわかりましたら、工事候補日をご連絡させて戴きます。
ご都合はよろしくなければ遠慮なく申し付け下さいませ。ご相談させて戴きます。
丁寧に、慎重かつ正確に工事を行います。
工事日を決定して、工事をさせて戴きます。工事完了後、現金でお支払い戴くか、請求書お渡し後、1週間以内でのお支払いとなります。
※工事内容により、前金を戴く場合がございます。
ここでは弊社サービスの目安料金についてご案内いたします。
サービス名 | 大きさ(mm) | 金 額 |
---|---|---|
真空ガラス「スペーシア」 (透明ガラス3mm+真空層+Low-Eガラス3mm) | 1700×1700 | 180,000円~ |
ご不明な点がございましたらお気軽にお問合せください。