用語説明

窓ガラス・アルミサッシ用語

こちらでは窓、ガラス、アルミサッシに関する業界の専門用語について説明させて戴きます。どうぞご参考になさってください。

窓ガラス・アルミサッシ用語

窓ガラス・アルミサッシ用語 説  明
アコーディオン網戸 横引き収納網戸、特に不二サッシ製のものはプリーツ網戸ともいいます。その名の通り、交互に折りたたんで収納され、使用するときには横のスライドさせて閉めます。玄関、勝手口、開きドアなどのドアタイプに使用することが多いですが、一般の窓にも取り付けできます。
合わせガラス ガラスとガラスの間に中間膜(フィルム)を挟み込んだガラスの総称です。防犯ガラス(セキュオ、セキュレなど)やソノグラス(防音ガラス)などもこれに含まれます。一般的に合わせガラスといいますと日本板硝子、旭硝子、セントラル硝子などのメーカーでは、ラミペーン、ラミレックスなどといいます(メーカーにより呼び名が多少異なります)。合わせガラスは、全てこのフィルムがガラスが割れた時に飛散しない役割があり安全なガラスです。
アングル 窓や玄関、ドアなどのアルミサッシの内側にあり、15mm~20mm程度のアルミ部分のことで、室内側の木枠(額縁)をビスで留めている部分です。室内に二重窓(二重サッシ)取り付ける場合など、木枠の奥行寸法を測っていただく場合がございますが、このアングルより手前(室内方向)からの奥行寸法で測って戴く時に、アングルという言葉を言ってしまうことがありますが、わからない方もいらっしゃる思いまして、この表にピックアップしました。
インナーウィンドまどまど 弊社のご注文の中でも大変多くのお問い合わせを戴く商品でして、主に、防音対策、断熱・結露軽減対策として使用する旭硝子製の二重窓(二重サッシ・内窓・防音窓)です。二重窓でも高性能で耐久性もありお勧めの商品です。特にセキュレと併用すれば、防音・防犯対策、高断熱ペアグラスと併用すれば、断熱・結露軽減対策となります。他社二重窓と異なるところは、
1.開き窓、引き違い窓とも下部に補助錠が付いており、防犯対策がなされている。
2.引き違いタイプは、レールがアルミ製で耐久性が良いこと。
3.開き窓は、あおり止めが付いており、ちょっと採風したい時に便利である。
などの決め細やかな配慮はなされている点です。
内倒し窓 その名の通り、上の金物を下に引っ張ると手前に倒れてくる窓。現在の新築では殆ど使用されませんが、昔の公団、都営住宅などの浴室、洗面所などに使用されています。30年以上前の都営住宅等のものは、ステンレス製でしかもパテを使用しているものもあり、ガラス修理にはかなり手こずります。

内法寸法

(うちのりすんぽう)

開口部の一番小さい部分の寸法。ガラス寸法の内法寸法の測り方は、ガラスの見えている部分で、アルミからアルミまでの寸法です。正確に測るには、巻きゴムを避けて測ることです。実際、我々ガラス店は、概算でお見積もりをさせて戴く時、「寸法はどれくらいですか」などとお聞きしますが、正確な寸法まで計測して戴こうとは全く考えておりません。例えば、ガラス寸法の大体の大きさであれば、ガラスの見えている部分である、アルミからアルミまでの寸法を大まかでも測って戴いて、内法(寸法)だということをおっしゃって下されば大体判断出来ます。
二重サッシ(二重窓・内窓)であれば、室内の木枠(額縁といいます)の内のり、木枠の内側から木枠の内側を測って戴ければわかりやすいです。
内窓 二重サッシ、二重窓の特に内側のサッシ(窓)のことです。呼び方が異なるだけです。弊社お勧めの商品は、インナーウィンド まどまど(旭硝子)、プラマードU(YKKap)です。防音重視であれば、セキュレ(防犯・防音)やソノグラスなどの防音あわせガラスを使用し、断熱重視であれば、高断熱ガラスペアグラスや遮熱高断熱ガラス「ペアマルチレイボーグ」などのペアガラスシリーズをお勧め致します。
押し縁(おしぶち) 主に、FIX窓(嵌め殺し窓)、ビル用サッシの内倒し窓、竪すべり出しまど、よこすべり出し窓、開きドア、ステンレスサッシ、スチールドア、木製建具などに使用され、ガラスをはめ込む為に外し、はめ込んでから、ビス、クギなどで留めるものです。これがないとガラスのはめ込みは出来ません(押さえることも出来ません)。また、マンションのFIX窓、竪すべり出し窓などで、高層階の外側にこの押し縁があるものがありますが、これは、足場がないとガラス修理、スペーシア入替、防犯ガラス入替等は出来ません。
型板ガラス 普通のガラスには透明と不透明とがあり、その内、不透明のガラスのことです。現在の模様は、荒っぽい凸凹したざらざら模様のみです。昔は、何十種類もの柄があり、築年数の古いお宅で見られます。型板ガラスの厚みは、2,4,6mmで4,6mmはカスミ(模様)といいます。2mmに関しては、梨地という少々細かい模様です。一般的に型板ガラスといいますと、4,6mmを指します。
ガラスルーバー窓 ガラスがハネのように細長く(高さ70mmから90mm程度)何枚も重なって取り付けてあり、オペレーターハンドルを回すことによりルーバーが開いて行くものです。
強化ガラス 普通の板ガラス(素板)を約700℃程度まで一気に加熱して、ガラス表面に均一に空気を吹き付け急冷し、表面に圧縮層を持たせて強度を高めたガラスです。通常ガラスの3~5倍程度の強度といわれています。主に、マンション、事務所、ホテルなどのひつの出入りの激しいエントランスや、学校、浴室などに用いられます。厚みは4mm~19mmまであります。車では、サイドのガラスがそれに当たります。割れると中の膨張しようとする層が一気に弾けますのでかなり飛散しますが、小さな粒状に割れるのが特徴的で大きな怪我をすることがなく、安全を要する個所に使用されています。防犯ガラスとは全く異なるものです。
クレセント 引き違い窓のカギのことです。一般的なクレセントは取付けビスピッチが50mm前後で殆どの場合は、形状が多少異なっていても取付け可能ですが、防音用のクレセント、ビル用の大型サッシのクレセントなどは特殊で、取り寄せにも時間が掛かります。
遮熱ガラス 断熱ガラスとにていますが、太陽熱をカットする場合には、断熱と区別して「遮熱」と表現しています。
太陽熱を半分程度カットすることで、夏場の冷房効率をアップさせる効果があります。
ただ、最近の酷暑は、屋根や壁からの影響も大きいので、同時に対策をしませんと、窓だけでは限界があるケースもございます。
ペアガラス(複層ガラス)や単板でもガラス張りのオフィスビルで使用している反射ガラスなどがそれに当たります。
ペアガラスの特徴は、ガラスとガラスとの間に空気層を設けることにより、空気の伝導を極力抑える仕組みです。空気層は、原則、4mm~12mmまであります。そして、その中でも1枚のガラスに遮熱・断熱性の高い特殊金属膜を貼り付けたペアガラスが遮熱効果が高く、約50%~55%程度太陽熱をカット出来るものがございます。
中にはアルゴンガスという断熱性能を非常に高めた複層ガラスもあります。
二重サッシ(二重窓・内窓)との併用で遮熱効果は抜群にアップ致します。
ジャロジー窓 ガラスルーバー窓のことです。昔、明治ジャロジー(現在:三和シャッターに吸収合併されています)というメーカーの製品がありましたので、その製品からジャロジー、ジャロージなどと言っています。
真空ガラス 商品名は、スペーシアと言います。ガラスとガラスの間に真空層を作ることにより完成した高断熱・結露軽減ガラスです。製造は、日本板硝子のみで行われています。間の真空層は、0.2mmで紙が1枚入るか入らないかというところです。室外側のガラスは、Low-Eガラスという高断熱の金属膜をガラスの内側に貼り付けているのも特徴です。
ステンカラー(色) シルバー色に茶系を少し混ぜたような感じのカラーのことです。現在は一番の主流です。
スペーシア 真空ガラスのことです。
すべり出し窓 外側へ押し出して行くと同時に下方向へ下がる(滑って行く)窓です。
現在の戸建住宅でも多様されている大変ポピュラーな窓です。
セキュオ 日本板硝子製の防犯ガラスです。セキュオ30、セキュオ60、セキュオ90、セキュオSP、セキュオPYなど防犯性能やサッシのガラス溝などにより使い分けております。最もポピュラーな製品は、セキュオ60、セキュオSPです。現在ご使用のアルミサッシでも対応出来る防犯ガラスとなります。
セキュレ 旭硝子製の防犯ガラスです。セキュレ レベルⅠ、レベルⅡ、レベルⅢ、レベルⅣとあり、盗難お見舞金制度付きということが特徴です。でお値段は高めです。
ソノグラス 日本板硝子製の防音ガラスです。ガラスとガラスの間には、特殊中間膜があり、振動で伝わる音を熱に換えることにより音の侵入を軽減する仕組みです。
二重サッシ(二重窓・防音窓)との併用が一番効果的です。
耐熱ガラス 防火ガラスとして、延焼の恐れのある開口部(窓、ドアなど)に使用されます。網が入っていないのが特徴です。また、日本板硝子製のパイロクリアは破損すると強化ガラスと同じように小さい粒状に粉々に割れます。1枚1枚が受注製造となります。品日本電気硝子製のファイアライト(耐熱ガラス)は、若干オレンジ色のような感じで、割れても通常のガラスと同じように割れます。この日本電気硝子製の耐熱ガラスは、規格寸法から切断可能です。
たてすべり出し窓 縦軸を中心に外側へ開いて行く窓で、押し出して行くと同時に軸側も開いて行く窓です。
開き窓と似ていますが、軸側も数cm開くのがこの窓の特徴で、外側も掃除が出来ることが大きな利点です。
現在の戸建住宅でも多様されている大変ポピュラーな窓です。
断熱ガラス 「遮熱」という言葉とよく似ていて、混同することも多いのですが、
「遮熱」は、太陽熱をカットするもの(約50%~55%程度)で、夏場の暑さ対策用ガラスを説明するときに使用します。
「断熱」は、寒さ対策ようのガラスを説明するときに使用します。内窓を取り付けることで、この「断熱性」はアップしますが、断熱ガラス=主に断熱ペアガラスを単独で使用しても効果が高いです。
冬場の、暖房の暖かさを外に逃がしにくく、外の冷気を室内に侵入させにくいという特徴がございます。
一般的には、ペアガラス(複層ガラス)やスペーシア(真空ガラス)を指します。
二重サッシ(二重窓・内窓)との併用で断熱効果は抜群にアップ致します。

ドアクローザー

(ドアチェック)

玄関、エントランス、木製ドア等の開きドアの上に取り付けられている金物です。ドアを自動的に閉める役割があります。中には、ドアを原則90°で止めたり、風に煽られにくい用に逆に開ききらないようにしている機能を持つものもあります。
中桟(なかざん) 引き違いサッシ、ドア、引き戸、網戸など補強としての役割や、上下に分割にさせることにより安全性を高めりすために使用する、中帯のことです。
引き違いサッシや、開きドア、引き戸などでは中桟を使用しることにより、ガラスを上下2枚に分け、万が一割れても、どちらかで済む場合が多く、安全面でも費用面でもこの中桟の使用は大変に効果的な方法となります。
握り玉 ドアノブのことをこう呼ぶこともあります。今でも使用されていますが、現在では、簡易的なドア(トイレのドア、勝手口ドアなど)や古い公団住宅の玄関ドアに使用されています。
二重サッシ 外側と内側の両方にサッシ(窓)があるタイプです。内外一体となっているタイプと別々に取り付けるタイプがあります。一体のタイプは、主に寒冷地などの断熱・結露軽減目的の場合やはじめから防音する目的で取り付ける場合に使用します。校舎の別々に取り付けるタイプは、内側を後付けとし、今最もご好評を戴いております、樹脂製建具サッシが主流です。インナーウィンドまどまど(旭硝子)やプラマードU(YKKap)などのサッシが特に性能が良いもので、弊社でもお勧めしている商品です。
新築時には、考えなかった、断熱・結露・防音などの弊害を極力、後付で行うことの出来る大変有効的で地球にやさしい商品です。二重窓とも言います。特に、内側のサッシ(窓)は内窓といいます。
二重窓 二重サッシと同じもので、呼び名が異なるだけです。特に、内側のサッシ(窓)を内窓といいます。
熱割れ(現象) 窓ガラスが知らないうちに割れていたというご経験はありませんか?
一般に、ガラスは熱に弱く、太陽の日射熱によって熱せられると、条件により自然にひび割れすることがあります。網入りガラスに良く見られる現象で、冬場に多いのが特徴です。
その原因の多くは、厚手のカーテンの使用または、カーテンの閉めっ放し、ガラスの前に家具等を置くまたは、その周辺でのストーブ等の使用、ガラスフィルムを貼っていることが挙げられます。
また、網入りガラスでなくても、熱に敏感なガラス「真空ガラス スペーシア」も使用方法を誤ると、熱割れすることがあります。窓の組子(格子)があったり、カーテン、フィルム、家具、などがあると割れることがあります。
排煙窓 火災の際に、建物内を安全に確保するために、一酸化酸素や有毒ガスを含む煙を、自然に外へ逃がすための窓です。ビル、イベントホール、レストランなどには欠かせません。これを自然排煙と言います。また、火災や煙を感知し、自動で作動したり、または手動で作動させる排煙機を設ける場合は、機械排煙と言います。
掃き出し 引き違いサッシで、外やベランダへ出ることの出来るサッシです。引き違いテラスともいいます。
嵌め殺し窓 FIX窓ともいいます。開けることの出来ない窓です。高層階でしかも足場のない、嵌め殺し窓は大抵その場ではガラス修理は出来ません。しかし、最近の嵌め殺し窓は、室外に先付けビードが取り付けてあり、室内からのみの作業で簡単に出来るタイプもあります。
引き違い窓 住宅、マンションなどの建築の窓で最も多く使用されているタイプで、内外建具が互いに左右に可動するもの。
開き窓 吊元は蝶番が取り付けてあり殆どは外側へ開く窓です。たてすべり出し窓との違いは、蝶番側(吊元)は完全に隙間がない状態ですので、外側を掃除出来ないというところと殆どの場合、ガラス修理がその場では不可能ということです(ただし、建具を取り外すことの出来る場合もありますが、足場がない場合は、危険を伴います)。たてすべり出し窓は、掃除も可能ですし、大きさ、重量によっては、修理も可能です。
FIX窓(フィックスまど) 嵌め殺し窓ともいいます。
複層ガラス ペアガラスといいます。ガラスとガラスとの間に空気層を設けることにより、空気の伝導を極力抑える仕組みです。空気層は、原則、4mm~12mmまであります。中にはアルゴンガスという断熱性能を非常に高めた複層ガラスもあります。(図は、日本板硝子製の遮熱高断熱ペアガラス「ペアマルチレイボーグ」)
プラマードU 樹脂製二重窓でYKKap製品です。比較的お安く、性能が高い製品で二重サッシ(二重窓)の中でも最もポピュラーなタイプです。
防音合わせガラス「ソノグラス」と組み合わせれば、防音効果を期待できる二重窓になり、高断熱ペアガラスとの組み合わせでは、断熱・結露軽減が期待できます。
プリーツ網戸 アコーディオン網戸のことです。または、特に不二サッシ製品の商品名でもあります。
フロアヒンジ マンション、ホテル、コンビニエンスストア、病院等のエントランスの両開き(又は片開き)ドアの下(フロア)に埋め込んで使用するヒンジのことです。機能がおかしくなった場合は、中身だけの交換も可能ですが、外側のケースが錆びて腐ってしまった場合は、ケースごとの交換が必要ですが、かなりの手間が掛かります。
フロートガラス 板ガラスの中でも透明なガラスをいいます。厚みは、2,3,(4),5,6,8,10,12,15,19,(25)((  )内は特殊な厚み)となります。溶融金属(スズ)の上に素地を流し込み、厚みに応じその流量をコントロールしながら流し込み、自重、浮力、表面張力の釣り合いにより、所望の厚みの平滑な板ガラスとなります。フロートバスから取り出された板ガラスは徐々に冷やされた後、切断され、採板されます。
ペアガラス 複層ガラスのことです。
防煙垂壁

よく百貨店、病院、公共施設、学校などの天井に付いているガラスです。

火災時に発生する一酸化炭素・有毒ガスを含む煙が、廊下や上階層へ流動するのを一時的に遮断し、避難に必要な時間を確保することが役割です。
建築基準法施工令により防煙区画の設置が義務づけられています。
スモークフェンスともいいます。

防音ガラス ガラスとガラスの間に特殊中間膜を挟みこみ、音の振動を熱に替え、音を軽減することの出来るガラスです。
日本板硝子製「ソノグラス」や防犯ガラス「セキュレ」に効果があります。
防音窓 窓単体で防音効果のあるものもありますし、二重にすることにより防音効果を発揮させる方法もあります。
今は、窓の防音工事の主体は、樹脂製サッシ(プラマードU(YKKap)やインナーウィンドまどまど(旭硝子)の取り付けによることが殆どですので、「防音窓」といった場合は、樹脂製二重サッシのことを指すことが多いです。
防火ガラス 耐火ガラスと同じことです。
防犯ガラス ガラスとガラスの間に特殊中間膜やポリカーボネート板を使用して、防犯性を高めたガラスです。ガラス自体は通常のガラスですので、破損しますが、中の中間膜が非常に強靭で、破れにくい特性があります。商品名は、セキュオ(日本板硝子)、セキュレ(旭硝子)
木建 木製建具の略です。室内に使用することが多い建具です。
ロールアップ式網戸 室内の上部に取り付け、上から下へ降ろして(ロールダウン)しまう時は、下から上へ上げて行きます(ロールアップ)。勝手口、玄関、開きドアなどに使用することが多いです。
横引き収納網戸 アコーディオン網戸または、ロール式網戸のことをいいます。

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