島田硝子店では、実際のアルミサッシリフォームで経験した私たちにしかわらない知識を活かした技術力をご提案・ご提供させて戴きます。
サッシが動かない、網戸が動かない、サッシが汚い、ガラスを二重にしたい・・・そんなご要望を解決するべく、大変便利で短期に工事可能な施工方法をご紹介致します。
その工事、「アルミカバー工法」の方法をご紹介させて戴きます。
アルミサッシ交換をする時、もしもアルミサッシを枠ごと全部壊して取り除こうとしますと、多くの業者さん(大工さん、左官屋さん、吹き付け屋さんなど)を必要としますが、「アルミカバー工法」は島田硝子店のみの作業で完結できる便利なリフォームの工法です。
従いまして、壁や床を傷つけることなく、アルミサッシを交換できる作業となります。
ちなみ、マンションでも木造でもアルミサッシ窓のリフォームは可能です。
このアルミサッシ交換リフォーム工事は、既存のアルミサッシを建具(障子)のみ撤去し、壁に付いている枠はそのまま残して、新規枠+新規ペアガラス入り建具を交換設置する工事となります。
この工法をアルミカバー工法工事と言います。
現在は、アルミ樹脂複合サッシを使用したカバー工法が主流になりつつあります。
戸建でもマンションでもどちらでも施工ができます。
特にマンションの場合、アルミカバー工法によるアルミサッシ窓交換リフォームでは、大きく分けて、2通りございます。
一つは、下のレールの段差のない、不二サッシの「RE工法」、もう一つは、段差のできる工法で一般のアルミカバー工法などとよばれます。
木造の場合は、下の段差が25mmほどできる工法になりますので、一般のアルミカバー工法の方になります。
原則、アルミサッシカバー工法のやり方は、リフォーム工事屋さんそれぞれによって全く異なり、特に決まりはありません。
それでは、アルミカバー工法工事の方法を施工例でいくつか紹介・ご説明させて戴きます。
アルミカバー工法では、一昔前では既存のアルミサッシから新規でもアルミサッシを使用するケースほとんどでしたが、最近ではアルミ樹脂複合サッシや樹脂製のサッシを使用することが多くなりました。
アルミ樹脂複合サッシでは、戸建、マンションの両方で取り付けが可能です。
アルミ樹脂複合サッシへの交換後の写真です。外側はアルミで内側は樹脂で出来ております。外側は、アルミですので、耐候性に優れ、軽くて丈夫な金属製になります。内側は、樹脂製(写真は木目調の枠のカラー)ですので、寒い印象の金属と異なり、見た目にも実質的にも暖かみのある素材となります。また、外側と内側のカラーは別々のものを選択出来ますので、それぞれ外観、内観に合うものをお選び戴くことが出来ます。
ガラスはもちろん、冷暖房効率を高め、結露の発生しにくいLow-Eペアガラスを採用することで、樹脂製品と合わせてより断熱効果がアップ致します。
まずは、既存のアルミサッシ付近、内側と外側を養生します。
その次に、必要な部材、道具を搬入します。
既存の窓のガラスの入った建具(障子)を撤去し、
仮にベランダなどのスペースに置いておきます。
図面を元に必要なアルミの下地となるアルミ材を段取をします。
「アルミサッシカバー工法は、作ってきたものをそのままはめてポン付けだから簡単でしょ?」とお客様からよく言われます。
アルミカバー工法という工事内容を説明させて戴きますとそのような簡単な表現になりますが、実は本体を設置するまでにいろいろな確認事項、段取が必要となります。
この段階では、その本体設置の前段階となるアルミの下地材を取り付けます。
その際、レールが下地に当たる場合は、レールをカットします。
それからアルミ下地を取り付けます。
次にいよいよ、新規のアルミカバー工法用サッシの取り付けを行います。
既存で曲がり、ねじれがある場合は、レーザーで水平、垂直を確認しながら、調整材を入れながら取り付け工事を行います。
これは、アルミサッシ交換リフォームのだ一番大切な工程です。
ベランダサイズの掃き出し窓の場合、下のレールは、現在フラットなものが主流で床から段差の出来ない「バリアフリー対応」となります。
一般のアルミカバー工法では、50mm程度の段差ができますが、この工法では、段差ができません。
また、たて、上も一般のアルミカバー工法では、50mmずつくらい小さくなりますが、この工法では、半分の25mm程度小さくなる程度で済みます。
この工法は、アルミカバー工法工事の中でも不二サッシ「RE工法」と呼んでいます。
※既存の状況により、若干段差が出来る場合がございます。
そして、あらかじめペアガラスなどをはめ込んだ障子を枠に建て込んで、建付け調整し、特に大きな曲がりがないかどうか確認します。
ここで大きな曲がりがあれば、枠を再取付し直しますので、最初のレーザーでの確認作業、調整材を入れて取り付けする工事が重要となります。
次に外部、内部で壁と新規サッシの間、木枠と新規サッシとの間の隙間をシーリング(コーキング)処理します。これにより、気密性、水密性がより高まります。
最後に網戸を設置して、もう一度、ガラス障子の建付け、カギの掛かり具合を確認し、網戸の建付けも調整して、障子の外れ止めを指定の位置に固定します。
外れ止めは、障子がそのままケンドン(上に上げておろすことで取り外す動作)で外れないようにする安全部品です。
これで段差のないアルミカバー工法工事は完了です。
ちなみに、こちらは、江東区マンション5階でのリフォーム例をご参考にご紹介させて戴いております。
一般ガラスの窓から真空ガラス「スペーシアクール静」の入った窓に交換工事です。
道路際、線路際の過酷な条件のお住まいです。
工事後、お客様からのご感想は、
『あれからスペーシア静で快適な毎日です、
防音も予想以上に効果があります。』
と喜びの声をお聞きしております。
引き違い窓の一般的なアルミカバー工法では、通常左右上下それぞれ50mmくらいずつ寸法が小さくなります。
特に下場は、段差が25mm~50mm程度出来るわけですから、ベランダサイズの引き違い窓では、またぐようになるかと思います。
元々段差のある引き違い窓でまたぐ習慣がある場合には、この工法でも問題ないかと思います。
段差のできないアルミカバー工法よりは、若干お安く工事出来ます。
従いまして、この工法は、ベランダサイズの窓いわゆる掃き出し窓以外の腰窓やひじかけ窓で工事をすることが多いです。
それでは、写真で施工内容をご紹介させて戴きます。
しかしご安心下さい。今では、雨戸付きサッシでも雨戸を残して引き違い窓のみアルミカバー工法によるアルミサッシ交換リフォームが可能でございます。
ちなみに、木造サッシのアルミカバー工法では、ベランダサイズでも腰窓サイズの窓でも、段差が25mm程度出来ます。
※もちろん雨戸付きサッシの場合でも交換が出来ない場合もございます。
下の写真は、その時に施工後のものです。とくにランマ(上の小さな引き違い窓のこと)付きでしたので、一工夫が必要でした。
今度は、たてすべり出し窓、よこすべり出し窓、ガラスルーバー窓、FIX窓、内倒し窓などの装飾窓のアルミサッシ交換リフォーム工事となります。
こちらの工事もやはり、アルミカバー工法で行う工事となります。
手順は、引き違い窓のアルミカバー工法と同じです。
従いまして、ほとんどのアルミサッシは、アルミカバー工法という工事方法で交換リフォーム可能となります。
以上が、アルミサッシ交換リフォーム工事のご説明となります。
お問合せからサービス提供開始までの流れをご説明いたします。
まずは、メール、お電話、FAXでご相談内容をご説明下さいませ。
平日はお仕事で忙しいという方のために、土曜日もご相談を受け付けております。
とりあえず概算見積りというお客様は、現在の窓状況や大体の大きさをお聞きし、メールやFAXにてご返答させて戴きます。
何をしてよいかわからないというお客さまには、お伺いさせて戴き、お話にじっくりと耳を傾け、時間をかけて丁寧にヒアリングし、入念な現地調査をいたします。
ヒアリングを元に、お客様のご自宅、ご予算に合ったご提案をさせて戴きます。一つでもご不明点がございましたら、お気軽にお申し付けください。
正式見積の内容でよろしければ、ご契約となります。
それから、製品の製作になります。
メーカーからの納期がわかりましたら、工事候補日をご連絡させて戴きます。
ご都合はよろしくなければ遠慮なく申し付け下さいませ。ご相談させて戴きます。
工事日を決定して、工事をさせて戴きます。工事完了後、現金でお支払い戴くか、請求書お渡し後、1週間以内でのお支払いとなります。
※工事内容により、前金を戴く場合がございます。
ここでは弊社サービスの目安料金についてご案内いたします。
サービス名 | 大きさ(mm) | 金 額 |
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アルミカバー工法 高断熱ペアガラス仕様 | 1700×1700 | 250,000円~ |
ご不明な点がございましたらお気軽にお問合せください。